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ボルボ850

昨日の帰り道はシトロエンC6ディーゼルでと思っていましたが,車庫に行ってみるとシス君は割と出難い場所に止っていました.一番目の前にいたのはボルボ850エステート。このごろは代車に出っぱなしで久しぶりに戻って来ていました.

最近は夕方から現地と打合せの日々が続いていて今日は早く戻りたかったので、ボルボ君に今日の足をお願いしました.私と娘はこのボルボを石車と呼んでいます。色が石みたいなダークグレーで内装もグレー、ボルボの堅牢な車体も石を連想させてくれます.

かなり寒い夜だったので,エンジンをスタートするとシートヒーターをオンにします。ぬくぬくと背中から温められて、スタート直後から寒い思いをせずに済みます.走りの方は質実剛健という言葉はこの車の為にあるのか?と思う程にしっかりどっしり走ります.ハイドロサスやフランス車に馴れた身体には、これはバタバタ系の足回りに感じてしまうのは否めないですが。

私の記憶だけなので間違っていたら教えてください。ボルボはボッシュのラムダセンサーを一番最初に量産車に使用したメーカーだったと記憶しています。いまでは世界中の車が使っている物ですが,当時は’排気ガスの濃度を感知して、混合を調整する生き物みたいなエンジン制御システムである’とカーグラフィック誌の解説に有った事をよく覚えています.環境意識が高い企業であった様です.

その頃は多くの輸入車が日本の排気ガス規制に対応する事をためらって撤退して行った時期でした。オペルも割と人気が有りましたが,排気ガス規制車を用意せずに日本市場から一時撤退をしてしまいました。私の父もオペルに乗っていた時代が有ったので、当時の輸入代理店だった東邦モータースには時々パーツを買いに行っていましたので、とっても寂しく思った記憶が有ります.

我がシトロエンはそんな時代にもちゃんと53年排気ガス対策車を準備してくれて,日本市場に残ってくれていた事はとても嬉しい事です。年間販売台数が年間二桁から三桁の始め程度の日本市場の為に、その準備を行う事がとってもペイするものでは無のは想像に難く有りません.

当時のシトロエンの排気浄化は、エアポンプとEGRと触媒から構成される割とオーソドックスな物でした.エンジンも圧縮比をかなり下げていたので,走りの方は割とマイルドに成っていて,GSなんからはアクセルを放すと’パンパン’と排気系から音を出してドライブしていました.

もう時効??だから告白して懺悔しますが、その頃の私は環境よりも走りを重視!!する人だったので,自分の乗っているシトロエンGSはエアポンプのベルトを外して、触媒は中抜き、 EGRのは穴埋め、、、何て言う事をして、早くなったと喜んでいました。恥ずかしいですが,20歳の私はそんな場所にいました.みなさん、地球さんごめんなさい。

その罪滅ぼしといっては何ですが,いまはクラシックシトロエンの排気浄化に勤めています.最近割と頻繁に動かしているシトロエンSMは、ウェーバーキャブのままで排気浄化に挑戦していますが,ラムダセンサーを1個しか装備していないので触媒前ではラムダ1(触媒が浄化出来る空燃比)に成っているにも関わらず、実際に排気管から出る一酸化濃度は0、5%程になっています。ゼロを目指している私にはちょっと不満。確かに運転中の室内は、ちょっとだけ排気ガスのニオイはします。

私はこれをシトロエンXMのように、室内まったく排気ガスのニオイを消し去りたいので、この浄化システムを改善してV6エンジンの左右両バンクに1個つづラムダセンサーを追加したマルチシステム構成として、より細かい制御を行うことにしています.ちょうど制作者のハンスが来日するので’やってください、、、’とお願いメールしました.

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