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【5分でわかる地球温暖化】(1)

★そもそもなぜ温暖化?
CO2をはじめとする温室効果ガスが大気に溜まっていくことによって地球がビニールハウス状態になり、気温が上昇していくことを温暖化といいます。以前は異論を唱える科学者もいましたが、最近の研究ではほとんどの科学者がこの説に同意しています。

CO2は私たちの日常生活でのエネルギー消費(電気の使用、車の使用、物の消費、ゴミを出すなどなど)、そして物を生産したりという企業活動によるエネルギー消費によってこの瞬間瞬間にも排出され続けています。人口の増加もCO2排出に拍車をかけています。

★温暖化で困ることって?
たくさんありますが、すごくおおまかに4つあげると

1. 人の健康への影響・・・デング熱、日本脳炎など感染症のリスク増加。熱波・寒波などによる被害
 (熱中症、凍死など)

2. 海面上昇による影響・・・標高の低い土地には人が住めなくなる=温暖化による難民(ツバルやキリバスなどが有名ですが温暖化が進めば東京やNYなども例外ではなくなります)、海岸沿いでは洪水の被害が増加

3. 食料危機、水不足・・・温暖化による気候変動で穀物生産量の激減が予測されています。食料自給率40%と北朝鮮よりも低い日本ではどうなるのか?水に恵まれた日本にいると意識することが少ないですが気温が上がれば地表の水分蒸発も加速し干ばつの被害も拡大。世界では今以上に水不足が深刻なものに。

4. 人類以外の生物種の大量絶滅・・・ 衣服や冷暖房で温度調整できない人類以外の動植物はわずかな気候変化にも適応できず今現在も絶滅が進んでいます。そして人類も含め生物は互いに影響しあい共生しているのですから絶滅は絶滅をよびやがて人類の生存も?

★まずは現状を知ろう!

温暖化による気候激変を防ぐ為に許容できる気温上昇は?

2℃以下
(産業革命以前の地球平均気温からの計算で、
2000年の段階で既に0.6℃上昇しています!)


気温上昇を2℃以下に抑える為のCO2濃度は?

440ppm

現在の大気中のCO2濃度は?

380ppm  

年間のCO2濃度増加率は?

2ppm (*注1)

単純に計算するとあと30年で限界に。しかし温暖化はどんどん加速されているという事実が2006年明らかになりました。そのため、今から10年が温暖化を止められるか否かを決めることになると予想されています。(有効な対策を立てるにはもう10年もないと言う研究者もいます。(*注2))

今年2月に日本の科学者からの国民への緊急メッセージが出されたのをご存知ですか?
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message.html
気候変化を研究する科学者から国民へ向けて、気候の安定化に向けて直ちに行動することを呼びかける、緊急メッセージが出されたのです。

★もう手遅れなのか?

上記の通り事態は深刻ですが本気で取り組めば、まだ望みはあるようです。今できることは・・・すでに省エネに取り組んでいらっしゃる方はさらに努力を、そして

こんな本を読んで(見て)みましょう!

「気候変動+2℃」「1秒の世界」「いきものがたり」
山本良一責任編集
「不都合な真実」アル・ゴア著

映画「不都合な真実」を観て、考えてみましょう!
DVDも発売になりました。


 (*注1)
米航空宇宙局(NASA)ゴッダード宇宙研究所のジェームズ・ハンセン所長による2005年発表の数字
 
(*注2)
ジェームズ・ハンセン所長がSep.15’06英国インデペンデント誌でコメント

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